【書評】子育てにも通ずる良書「GRIT -やり抜く力-」

『やり抜く力 GRIT(グリット)』を読みました。

アンジェラ・ダックワークスという著者の訳書。

訳書の割にすごく読みやすい文章でサクサク読めます。

すごく良書だなと感じました。

子育てに参考になる本だと思う


なかなか読み応えのある本で、楽しかった♪

そして読んでよかったな と思える本でした。

自己啓発というよりは、研究を重ねて導き出した一つの答え。

研究をして導いた答えを記している本って、カーネギーの『人を動かす』もそうだけど、単に自分を啓発するようなことだけでなく、自分の子供を育てていく上でも知っておくと相当違うだろうと思う事が多い ですね。

著者も二児の母親であり、子供への愛情をすごい感じられます。

本書に、今回の『やり抜く力』を伸ばしていく上で、経済的に裕福な家庭環境であったかも関係してくるとありました。

これはすごく納得できて、経済的に子供がやりたいと思うことをやらせてあげられる事も関係はしてくるかもしれないけれど、

それに加えて、経済的に裕福な家庭を築いてきた人(仕事で高収入を得ている人)は、本を読むことだったり先人の知恵を吸収している人が多いし、子育てに関しても行き当たりばったりじゃなく、専門家に知恵を借りたり、依頼したり、自分自身で子育てについての知識を積極的に吸収したりしている場合が多いからじゃないかなと個人的には思いました。

そういった意味でも、こちらの『GRIT』は読んでおいてよかったなと思う本です。

簡単に紹介!

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2018.05.16

大きな成功を収めた人たちに共通する重要な要素


著者は大きな成功を収めた人たちに共通することについて以下の2つの要素が重要だと言っています。

  • 並外れて粘り強く、努力家である
  • 自分が何を求めているのかを良く理解し、方向性も決まっている

そう説く理由としての事例も豊富に出てきます。

トレッドミル(フィットネスクラブにある走るやつ)の実験、スペリングコンテストへ参加した学生、エンロンの破綻、脚本や小説家を目指す人など。

どれも納得が出来ることでしたし、ちょっと耳にも痛いようなことも(笑)

そういった事例の中、成功を収めている人に共通することは、遠くの目標を視野に入れ、一度取り組んだことは気まぐれに辞めない。

障害にぶつかっても諦めずに取り組んでいるという事でした。

「やり抜く力」を伸ばすための方法も様々な事例をあげて説明している

その「やり抜く力」を伸ばしていくための方法も、色々な視点から説明がされています。

自己啓発系の本でも良くある、周りの環境を変えることなど、そういった『それはよく言われているな』と思うような事もあるのですが

成功を収めた人が考えていることや、成功していなかったときにどういった行動をしていたのか、思いを持っていたのかなど

色々な視点、表現で書かれていて、自分に置き換えた時にも想像しやすいなと感じます。

「諦めない事」「目標を持つこと」「すぐに行動すること」「信念を曲げないこと」「臨機応変に立ち回ること」などなど、よく言われていて言葉ではわかっていることでも、細かい事例をあげられると気づいていなかった部分に気づくと言った感覚です。

「やり抜く」と一言で言っても、どうやってやり抜いて来たのか。

ただ闇雲に続ければ結果が出るというものでは無い。どんなことを取り組むべきなのか。 と言ったところも、事例やアンケート形式などで書かれているので、とても気づきの多い本だと思います。

意図的な練習


後半部に『意図的な練習』というのが出てきます。

これを読んだ時に、すごく納得しました。

ざっくり言ってしまうと『ただ練習する』のではなく、『考えながら練習する』『目標を立てながら練習する』という事なのですが、自分の過去の経験からも納得する事例がいくらでも出て来ます。

僕はギターやドラムなどの楽器をやっていますが、楽器を練習している時は、知らずのうちにこの『意図的な練習』をしていました。

『練習』とは書かれているものの、僕としては『攻略』という方がしっくり来るような気がします!

単にテレビゲームであっても、この『意図的な練習』をしている場合としていない場合の上達の違いは顕著だなと思いますし。

僕の場合、RPGなどのゲームをしている時は「とりあえず楽しめれば良い」というスタンスなので、全クリは目指すものの、特に攻略という要素をあまり持たないことが多いです。

人によっては、自分に縛りを設けて取り組む人も居ますよね。

最速で全クリしようとか。

身近にもFFをLv1のままレベルを上げること無くで全クリするとかやっている人が居ました。Lv1でクリアするためにはどうすればよいかを考え抜いてますよねw

プロゲーマーのウメハラさんのような方も、そういった結果なのだろうなと思いますね。

まとめ

才能の差はあるものだし、それを認めているものの、成果を挙げるには努力の比率が極めて大きいという結論を著者は出したかったのかなと思いました。

著者本人はハーバード大学にも行くほど優秀にも関わらず、本書を読んでいると才能に対してのコンプレックスがあるようにも感じますし、そのコンプレックスから、GRITの研究に至っているのでしょうね。

僕も才能というのか、個人差は少なからずあるものだと思うし、だからこそ簡単に人に優劣を付けられないのかなと思います。

子供の頃からの努力の結果、体格の差などの個人差も含めて今成功を収めているスポーツ選手などの事例を読んでいると、表紙に書かれた「誰でもどんな分野でも一流になれる最強・最速のメソッド!」というのは横暴な気はしますが、人生100年時代と言われる時代ですし、今からでも自分自信に合った努力をしてみるための一つの考え方としては、読んでおいて損はないのではないかなと思います。

なかなかボリューミーですが、訳書にも関わらず日本語がものすごく読みやすく、ストーリー性もあり、事例も分かりやすいものばかりなので、読み物として楽しみながら読み進めて行くことが出来ました。

ぜひ小さいお子さんのいる親御さんや、教育者の方にも読んで貰いたいなと思う本でした。

かなりおすすめです(^o^)

 

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