2級FP技能士のSHIN(@nabakari_shin)です!
「つみたてNISA」ってご存知でしょうか?
NISAというのは、国が初めた「株式や投資信託で得た利益が非課税になる口座」のことです。
通常の口座で利益が出た場合には20%も税金が引かれてしまうので、使わないと損という制度です。
そのNISA口座で、少額からの投資信託積み立てを支援した制度を「つみたてNISA」といいます。
一般のNISA口座とつみたてNISAの口座はどちらか1口座のみで、選択して利用することができます。
※つみたてNISAの詳細について金融庁のつみたてNISAのページを御覧ください!
積み立てることでドルコスト平均法と複利の恩恵を受けられる
投資信託積立の良いところは、毎月同じ「金額」で商品を買えるため、全体的な取得単価を減らせることです。
つまり、同じ金額で購入をすることで、投資信託の基準価額が高いときには、買付口数を少なく、基準価額が低いときは買付口数は多くできます。
これは、ドルコスト平均法と言って、値動きのある金融商品を購入する場合に、一定の数量ずつ購入するよりも有利な取得価額に分散をすることができるという投資法です。
証券会社のアナリストというプロですら株式の選定を間違うものですから、他の仕事などをやりながら個人で売買して利益を出すというのは非常に大変です。
しかし、定期的に自動で購入することで、値動きを常に気にすることなくリスクヘッジができるのでおすすめです!
また、投資信託で利益や配当が発生しても、そのまま再投資しつづけることで、再投資時の元本が増え、複利のように運用ができます。(厳密には複利ではないのですが)
すでにNISA口座で商品を購入していても投信積立が簡単にできる
すでにNISA口座を持っていて、株式などを購入している場合には、つみたてNISA口座を利用することはできません。(※年単位でつみたてNISA口座への変更はできるようです)
だけど、投資信託の積立自体はめちゃめちゃ簡単にできます。
つまり、「つみたてNISA」ではなくてもNISA口座を利用した投信積立は可能なわけです。
僕は株式などの売買手数料が安い、ネット証券の GMOクリック証券 を利用しているのですが
つみたてNISAなどをやるにはいろいろと面倒な契約が多いのだろうな~と思ってなかなか初めてませんでした。
ところが、早くドルコスト平均法での積立を初めておきたいと思いつつ動かなかったので、ようやく重い腰を上げてみたところ
ほぼなんの面倒な手続きも無しに簡単に投資信託の積立ができました。
自分の行動の遅さに反省orz
ボーナス月には、余裕資金ということで自分の考えを持って株式投資などをする楽しみを持ちつつも、毎月はドルコスト平均法で投信を積み立てるということが簡単にできます。
通常のNISA口座で、株式と投信積立を行うのであればインターフェースの使いやすい GMOクリック証券 が簡単でおすすめです!
GMOクリック証券を利用した場合にNISAで投信積立を行う方法
NISA口座を契約して、投資信託の積立を行うまでの流れについて説明します!
100円単位の少額からでも初められ、子供用のNISA口座などもあり、子供の頃から投資を学ぶ事もできますね。
1.まずは証券取引口座を開設する
NISAは証券取引口座を持った上で申し込みを行うため、まずは証券取引口座の開設を実施する必要があります。
2.NISA口座を申し込む
証券口座が開設されたら、Web画面上の「会員ページ」から申し込みができます。
- 【マイページ】−「口座開設状況」の「NISA口座」[口座開設]をクリックし、「 はじめてNISA口座を開設されるお客様(他社を含む)」を選択することで、申し込むことができます。
- 約3営業日程度ででNISA口座開設申込書が届くので、マイナンバーや本人確認書類などとともに申込書を返送します。
- NISA口座の開設には税務署の審査が必要となるため、少し時間がかかります。マイページ上で「税務署審査中」というステータスを確認できます。
3.NISA口座で投信積立を行う
投信の積立を申し込むのは非常に簡単です。
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まず、会員ページ上部の「投信」をクリック
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投信の利用について同意を求められるので、確認にして同意し、「投信積立設定」を選択します。
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右上部にある「新規積立はこちら」をクリック
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投信の一覧画面になります。左ペインで検索条件を指定することができ、投資したい対象の投資信託を選択します。
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交付目論見書と目論見書保管書面を開き、確認することで、購入画面を操作することができます。
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こちらが購入画面。
「新規積立」タブを選択後、「NISA」を選択します。
証券口座に購入資金を入れておいて投資されるようにするか、銀行から直接引き落としをするかを選びます。
金額を指定し、購入しますが。複利での運用を行う場合には「再投資」を選択してください。
以上で、NISA口座での投資信託の積立が完了しました。
NISA口座を開設してしまえば、投信積立を行うのは非常に簡単です。
みなさんも初めてみてはいかがでしょうか(^o^)
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