「一駅先だから定期や回数券を使った区間を利用したほうが得」ではない事実

仕事で定期券を使ってるので、何か用事があってどこかの駅に向かうとき

定期で行ける区間が長い路線のほうが安そう

と思って経路を変えたりしませんか?

ただ、本当に安いかはどんな計算方法になるかによって得なのかどうか変わってきます。

そんなわけで、都内の定期券使用時の計算方法を調べてみました!

オーバーした分は割引されない

疑問としてあったのは、ある区間の定期があって、その区間をほとんど利用しない他のルートのほうが目的の駅へ最短で行けるのだけれど

「定期が使えるから、遠回りでもこっちのルートの方が安くなるのではないか?」

ということ。

そこで、JR東日本の計算内容を調べてみました。

差額ではなく乗り直しの料金がかかる

僕が知りたかったのは、定期区間を過ぎた場合に「差額」分や「割引料金」が引かれるのかどうか。

一度定期県内で行けるところまで行ってから、一度下車してもう一度乗り直す場合には、初乗り料金のようにそのまま行くよりも金額がかかりますよね。

でも、切符を買って、もしその金額を超えた区間まで行ってしまった場合には、その差額が取られます。

それと同じように、定期でいける範囲を超えたら、その差額分だったり、もしくは特殊な精算がされるのかな?と思っていました。

しかしながら、望みは潰えて、その駅から乗り直すのと同額が取られるようです。

つまり以下のような場合には、定期券区間を最後まで利用せずに、むしろ南北線に乗り換えたほうが安くなります。

川口駅から秋葉原までの料金と神田までの料金は変わりません。(216円)

それにも関わらず、133円が引かれてしまいます。

なので、都内のように色々と路線があって、様々な経路で行けるという場合、むしろ定期券をオーバーするくらいなら、定期券内で別路線に乗り換えて向かったほうが安い可能性があるということですね!

回数券はその金額で一番遠くまで行けるものを買う


上の計算方法は回数券にも適用されていました。

山手線の「新大久保駅」まで何度か行く用があったので回数券を買って行ってたのですが

1回分余ってしまったので、1駅先の新宿に行く時に利用した所、同じように133円が加算されてしまいました。

ここで気にしたいのが切符では『新大久保まででも新宿まででも同じ金額だった』ということです。

つまり、回数券は11枚を10枚分の料金で購入できるだけなので

同じ金額でも新宿まで買っていた場合には、大久保で降りても問題がなく、新宿へも行けるということになります。

新大久保までの乗車券を買ってしまったがために、同じ金額にも関わらず初乗り乗車券と同じ金額がとられてしまうということなので

回数券を購入する場合は、その金額で行ける区間の一番先の駅までを買っておくほうが得ということになります。

定期区間の利用や回数券を購入する場合には参考にしてください(^o^)

 

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