読書好きの SHIN(@nabakari_shin) です!
苫米地英人さんの「年収が10倍になる速読トレーニング」を読みました。
元々、苫米地さん著作の「立ち読みしなさい」を読んで感銘を受け、僕と同じくギタリストという点からも好きな方だったのですが、他の著書はあまり読んでませんでした。
最近はMXでやっている番組「バラいろダンディ」の月曜ゲストなので、毎週録画して楽しく見せてもらっていて、キャラクターも好きだったところ
先日イベントのために組んだバンドメンバーと話した際
「苫米地さんの速読の本を読んだのが、読書するようになったきっかけだった」という話を聞き
苫米地さんの他の本も読んでみたいな!という気持ちになっていました。
そんな折、偶然にも Amazonの「Prime Reading」でこちらの本がおすすめされていて
速読?・・・あっ!もしやメンバーが言ってたやつはこれか!?
と早速読むことにしました。
メンバーが言ってた本かどうかはわかってないんですが、話を聞いてたとおり読んで良かったと思います♪
それでは早速紹介していきます☆
「フォトリーディング」や「キーワードリーディング」ではなく、『ハイサイクルリーディング』
「速読」と聞くと僕は 「フォトリーディング」 をイメージします。
実際にフォトリーディングのやり方を学んだりはしていないのですが、知り合いでも多くの方がフォトリーディングを実践されている方が多いです。
苫米地氏は、このフォトリーディングのデメリットを上げていて、「既に興味のあること」を読むには効果的だが、知らないことを知るための速読術ではないと説明しています。
僕も、フォトリーディングの話を他の方から興味があって聞くのですが、「概要や趣旨を理解する」というようなイメージが強かったです。
例えば、読みにくい文章の本だったり、知らない単語が散りばめられたりする本を読むのに、1秒満たない時間でページをめくっていくというのは無理があるのでは?と感じていましたが
そういったところを具体的に説明しています。
では、そうではない速読の方法とはなにか?
苫米地氏は本書で、先読みをしながら読むことを説いてます。
脳を活性化させるためのトレーニングとして、「ハイサイクルリーディング」と名付けており
『文章自体にイメージを持つ』、『今読んでいる次の行の文章も意識しながら読む』というような方法を説明しています。
説明が具体的でこちらの疑問に必ず回答する
おそらく、わざとそういった構成にしているのだとは思いますが、抽象的な方法論を述べて、納得できそうな理由を述べると
「で、それはどうやってやるの?」という疑問が湧くのですが、面白いくらい、その次に具体的な方法が書かれてます(笑)
そのせいか、読んでいて疑問が解決されていくような感覚にがあり、読み心地の良い文章になっているなぁと感じました。
本書は「目を早く動かす」などの「字を追うだけ」の方法論ではなく、内容を理解するための速読を推奨しており、その方法としていくつものトレーニングが出てきます。
僕個人の印象としては簡単にできるものではなく、少しづつ日頃から意識をすることで、どんどんと速読ができるようになってくるといったような印象。
上辺だけで書かれてないところが好きです。
速読の方法というよりも、速読を通して自分自身のサイクルを速める方法を説く
タイトルを見ると「速読」のためのトレーニング本のようですが
「年収が10倍になる」と書かれている点に掛かってくるのでしょうか
「速読の能力を上げていく過程」が、「自分自身の能力を上げていく」という展開で書かれており
どちらかと言うと、速読のためのトレーニングは、成功するためのトレーニングであると言ったような内容になっています。
速読のためだけに読もうとした場合、いつの間にか自己啓発されているという感じ(笑)
自分の年収を上げたい、夢を叶えたいと思うことが前提に、速読を学ぼうとして本書を手にとった人は多いだろうということを前提に、成功への内容も説明しています。
ただ、ここで個人的に気付かされた部分がありました。
「お金の亡者にならない」という話。
「人のためになることをする」ということを最終的に仰っているのですが、お金を稼ぐことばかりに捕らわれてしまっている可能性を指摘されて
自分でもそうは感じていなかったけど、振り返ると知らぬ間にそういった判断基準で行動するようになっていたなと気づくことが有りました。
まとめ
読書の習慣がついて数年経過したところ、ここにきてこの本を読めたことはすごい良かったと思います。
闇雲に「本を読む」ことばかりにとらわれず、どのように読むか。
読むことに慣れてきた今だからこそ、実践したいような方法が説明されていました。
何度か読み返して、体に染み込ませたい!
こんな本が Prime Reading で読めるというのもありがたいです!
こういった本も読み放題で読めるという意味でも、Amazon の Prime会員 は本当にお得だなぁ(^o^)
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