ギターのソフトウェアエフェクターというやつに興味が湧いて、先日Psitive Gridの「BIAS FX 2 Elite」を購入しました。
今やスマホの処理能力もめちゃくちゃ向上してるので、リアルタイムにエフェクトを掛けた際の遅延もほとんど無く演奏もできるのでは?
とふと思い立ったことでソフトウェアエフェクターを調べてみました。
以前からDAW上で動かせるアンプシミュレーターではAmplitubeやGuitar Rigが有名でしたが、ここに来て今回購入したBIASというソフトがかなり高評価を得てきているようです。
BIASにはAMPとFXの2種類がある
このBIASにはBIAS AMPというソフトと、BIAS FXというソフトがあります。
めちゃくちゃざっくりいうと、BIAS AMPはアンプの中身(真空管だったり)までいじることができ、この世には無いアンプの構造を再現したりできるソフト。
BIAS FXは通常のアンプシミュレータのように、アンプを選んでフロントのツマミを弄れるのと、タイプ毎にいくつかのエフェクターが用意されていてほぼマルチエフェクターなソフトです。
BIAS AMPすごっ!!!って思いましたが、僕には使いこなせる自信がありませんでした(笑)
僕は自宅でギターを弾く際にはオーディオインターフェースにつないでモニタースピーカーから音を出すので
「自宅でエフェクターを出さずにPC上で完結させたい」というのと
「ライブで使えたら軽量化できそう」という思惑だったので、BIAS FXにしました!
なお、最上位版のEliteの他、使える機能が限定された廉価バージョンもあり、かなり価格も安くなっているので、初めて使う場合はこちらから入ってみて、使えそうならクロスグレードで上のバージョンに移行するのも良いと思います!
BIAS FX の音色
公式のYouTubeではマーティ・フリードマンが天城越えメタルバージョン的なのを弾いてます(笑)
こういったソロで伸びやかなサウンドだけでなく、クランチ的なサウンドもなかなか良いです!
BOSSのGT-1000を利用していますが、正直BIAS FXでも音色的には違和感が無いなという印象。
これでライブでもそのまま利用できるのならGT-1000を手放しても良いかななどと考え中…
BIAS FXをライブで使う
これはまだまだ研究の余地がありそうで、また別の記事で詳しく書きたいと思いますが、音の遅延がほとんど無いので、ライブでの利用も問題なさそうです。
実際の演奏時に必要なオペレーションとしては、「音色を切り替える」「音量をその場で調節できる」「アンプに繋げて音を出せる」などがあると思いますが
演奏中にノートPCやタブレット端末を手でいじることは難しいので、エフェクターのように足で操作できる必要があります。
そして、オーディオインターフェース機能を持ちつつ、BIAS FXと連携して音色を変えれるフットコントロールが付いたアイテムが無いか探してましたが、ついに見つけました!!
MeloAudioのTS Megaという音色切り替えボタン(フットコントローラー)付きオーディオインターフェース!!!
これとPCやタブレット端末さえあれば、BIAS FX内で作成した音色をフットコントローラーで切り替えることが可能です!!
これでオペレーション的にはライブでも利用が可能になります!
TS MEGAは完全にソフトウェアエフェクターをライブで利用出来る用のアイテムのようで、タブレットが建てられる溝まで付いてます!
僕はSurface Proで利用しており、画面が大きいためはみ出てしまいました(笑)
iPadとかだと丁度に収まるみたいです
ライブで利用できることを確認するため、今回はアンプで使う方法を模索し、Marshall JCM2000のリターンに繋げてみましたが、それなりに音量もでて演奏もできました。
ただ、作った音色を切り替えると音量差が出てしまったり、踏むボタンが小さく他にさわってしまったりで
パッチの作り込みや、配置、踏む練習を積まないと実用は難しいかも?
ライブの場合は事前にリハーサルで音のバランスも調整しているはずなので、問題なく使えるのでは?と期待しています。
また、ライブでは (スタジオでも) アンプよりもPAにつないで出してしまう方がもしかすると音作りした際の音色の乖離も少なくて良いかもしれないなとも思っているところです。
もう少し研究して記事にしたいと思います!
とりあえず、レコーディングにはBIAS FXはかなり良さそうです♪
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