ギターやドラムを練習する際にはイメージ力を鍛えることが大切

ギター歴20年以上のSHINです。

色々な人の楽器演奏を観る機会が多いのですが、楽器が上手だなと感じる人の弾き方や音には共通して感じる部分があります。

それは、『細かなニュアンスが散りばめられている』部分です。

この細かいニュアンスが表現できてる人というのは、どんな練習をしているのだろうなと言うことを考えてみました。

曲を細かく聴いている

例えば、曲をコピーしようとする場合、プロが演奏している音源をもとにしてコピーしますよね。

その際に、『音程を取る』こととは別に、細かいニュアンスまで聴いているということが大きな違いだと思います。

楽譜どおりに楽器を演奏しても、「なぜか音源のように聴こえない」という時に「何が違うのだろう?」と演奏方法を考えいく事。

歌が上手い人も、下の音からなめらかに音を当てる「しゃくり」だったり、歌いきる時にピタっと声を止めるのではなく、ゆっくり消えていくように歌ったりすることで、聴いている人にとっても心地よい歌、つまりうまく聴こえますよね。

どこをどうすれば「うまく聴こえるのか」をとらえて、表現できる演奏者は、聴き手にとって楽器が上手だと感じます。

ギターやベース、ドラムなどをうまく演奏するために必要なこと


では、うまく演奏出来るためにはどうすればよいのかという話ですが

僕は4つあると思っています。

  1. 曲を分析すること
  2. 奏法を知っていること
  3. 奏法の効果を知っていること
  4. 頭で音を鳴らせること

そして、それが表現出来るまで練習することですね。

曲を分析すること

先程も書いたように、どんな表現が「上手に聞こえさせているのか?」を細かく聴いて分析することが大切だとおもいます。

音の切れ目、音と音の間に入っている雑音など

一つ一つのフレーズを細かく分けてとらえて行くことで分析がしやすくなります。

動画などで演奏している映像を観て、どんな動きをしてその音が表現されているのかを一緒に確認すると、分かりやすいですね!

奏法を知っていること

様々な楽器には奏法と言われるテクニックがあります。

ギターやベースで言えば、スライド、チョーキング、ビブラートなど

ドラムでは、ダブルストローク、アップダウン奏法など

ちゃんと名前がついていない場合もありますが、奏法を知っていることで、音と奏法の紐付けが出来るようになります。

奏法の効果を知っていること

奏法を知っているだけでなく、それをすることによってどんな効果があるかを知っておくのも大切です。

歌うように弾く場合には、スライドやチョーキングといった滑らかに音をだす奏法になりますし

その奏法でどんなことを表現したいのか」を知っておくと、アレンジする場合などにも生きてきます。

頭で音を鳴らせること

奏法の効果を知っていることともつながりますが、どういった音が鳴るのかをイメージできることは、すごい大切です。

「こんな風な音をだそう」ということを頭で鳴らして、それを実際に演奏で再現できるようになることが大事です。

アドリブなど、手癖で細かく考えていなくても演奏が出来る、そしてたまたま良いフレーズができたという事もありますが

イメージが先に出来てそれを再現できるテクニックがないと、結果としてほとんど成功しません。

演奏が上手な人は演奏のイメージが頭にある

演奏が上手な方は、自分の演奏のフィードバックが早い傾向があります。

それは演奏をしながらもイメージした音が頭で一緒に鳴っているので、自分がそれを表現できていないことにすぐ気づきます。

それをイメージ通りになるよう繰り返していく過程で上達していきます。

結果イメージ通りに聴かせる事ができるようになる。

上手なイメージを頭で再現できればできるほど、上手に演奏できるようになります。

 

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