私は自分の車を手放す際、相場の25%近く高い金額で車を買い取ってもらいました。
それは、自動車の一括査定を行ったためですが、一括査定で通常よりも高く売るれる場合には、いくつか条件が必要であることを知ったのでまとめてみました。
一括査定とは
この記事をご覧になっている時点で既にご存知かもしれませんが、自動車買取の一括査定とは、以下のようなサイトで複数の買い取り業者に一度に査定(買取金額の見積もり)を行ってもらうことを言います。
以下のような買取比較サイトで地域や連絡先を入力するだけで、簡単に一括査定を申し込むことができます。
一括査定の流れ
一括査定を依頼すると、すぐに電話がかかってきます。
”~株式会社の○○です!一括査定の申込みありがとうございます。早速ですが~”
この時に、車種などの情報と審査する日程(車を見に来る日程)を確認します。
日程が決まったら、その時間に営業マンが来るので、立会いのもと、車を確認してもらい査定を行います。
見積もり依頼前の注意点
■ある程度暇な時に依頼する
見積もりを依頼すると、その直後から電話がかかってきます。
複数業者からの電話に対応するためには、余裕のある時間帯に依頼をしましょう!
■車種や年数など大まかな情報は事前に確認しておく
見積もり依頼後にかかってくる電話で、売却予定の車種や年式、走行距離などを聞かれます。
複数業者からかかってくる電話を少しでも早く終わらせるためにも事前に準備しておくことをお勧めします。
■ある程度近い日程で立会いできる時間を確保しておく
日程の調整の際、私の印象では翌日など、比較的近い日を勧められることが多い印象でした。
ただ、それは平日に連絡をしたというのもあるのかもしれませんが、後述しておりますが平日の早朝に時間を確保しておくことをお勧めします。
■すぐに売却するつもりで依頼する
すぐ買い手がいる場合や、今が旬の車種であったり、査定に来る営業マンの中には、今すぐ買い取るつもりである場合があります。
また、それによって買取価格が変動する場合もあるため、すぐ売却するつもりはなく、見積もりだけしておきたいという場合には一括見積ではなく、普通に買い取り専門業者などで確認しておくほうがよいと思います。
買取価格を高くするための方法
私が一般的な買取価格よりも25%以上高額で買取ってもらった際に気付いた、買取価格が上がる要因をまとめました。
業者毎にバラバラに査定せず、同じ時間に複数業者に査定してもらう。
私は、当時一括査定とは言っても、複数の業者に査定をお願いして、一番良い条件のところに売りに行けば良いと考えていました。
しかし、結局買い取る営業マンも、せっかく査定をするからには、できるだけ売れる車を安く買い取りたいと思っています。
営業マンは査定だけされて、自分より少しだけ高値をつけた業者に売られるくらいなら、その金額より高額でも買い取りたかったと考えています。
そういった面でも同時に査定してもらうほうが高く値が付きます。
買取業者の営業マンが複数来れる時間を指定する
同じ時間帯に営業マンに来てもらうということは、営業マンが来やすい時間に査定を行えば、その分だけ多くの業者が同じ時間に来るということです。
平日の朝一など、比較的営業マンの予定がブッキングしない時間を選ぶようにすると良いです。
その場で競ってもらうオークション方式にする。
一括査定でその場に複数の業者の営業マンが来た場合、通常以下の2つの方式があります(他にもあるかもしれませんが)
- 業者が査定後、紙などに買取金額を書き渡す。その中で一番高い金額を記載した業者と契約する
- その場で営業マン同士が順番に金額を出して、最終的に一番高い金額を付けた業者と契約する
後者がオークション方式です。オークション方式は例えば30万からスタートした場合、302,000円!、30,2500円!、310000万!と
営業マン同士が順番に価格を言って行き、これ以上の買取価格では買い取れない業者は降りていくシステムです。
ある程度金額が高くなってくると、本部と電話しながら、出せる金額を調整して行う場合があります。
買取業者のうち、中古車販売店舗を持っている会社が来る方が高く見積もってもらえる可能性がある。
私が25%近く高い金額で買取ってもらえた理由がここにあります。
買取業者にはガリバーなど買い取り専門業者が存在しますが、買い取り専門業者は通常、買い取った車をオークションで売却します。
そういった場合には、ある程度買取価格の相場が決まっているようです。
しかし、カーチスやビッグモーター等の中古車販売店舗を持っている業者の場合には、店頭販売のために買い取る車というのがあるようです。
簡単に言うと、人気車種などを店頭に置いて見せるために少し高くても買い取りたいという場合があります。
私の場合は一括見積の際に、店頭販売目的の営業マンが2名居て、最大まで買取価格を吊り上げてくれたおかげで
買取価格の相場よりも25%も高く買い取ってもらえたわけです。
ガリバーの営業マンもいましたが、「有りえない価格ですよ」と笑っていました。
こういったことは、一括見積でやってもらわないと有りえないことですね。
ちなみに、最終的に買取をしていただいた営業マンは、相手の営業に負けたくないということで会社からOKが出ていた金額ギリギリまで行ってしまったため、自腹で2000円を払って競り合いに勝ちました。
最後に
上記のように、人気車種など、市場価値の高い車を売却する場合には一括見積は非常に有効です。
しかし、事故車や乗りつぶした車などは、ほとんど買取価値がない場合があります。
そういった場合には、営業マンもわざわざ出向いて、他の業者と競ってという時間を使うことを嫌がることがありますので
あまり期待しないほうがよさそうです。
また、一括見積時に高い金額を提示しておきながら、後になって価格を下げようとしてくる営業なども中にはいるとのことで
そういった場合には、その業者に買い取ってもらうことは断り、直前の値を付けた業者へ連絡するなどの対応をしたほうがよいでしょう!
まとめ
いかがでしょうか。こうやって考えると、ずっと手放さないつもりでいるよりは
それなりに定期的に市場価値があるタイミングで売却を検討することも一つの手ではあると思います。
一括見積では、運の要素も絡んできますが、少しでも買取価格を上げる参考になればと思います。
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