無料版Evernoteを3台以上の端末で利用する方法

先日Evernoteの利用規約が変更されました。

一番衝撃だったのは、無料版で利用している場合、Evernoteを利用できる端末が2台に制限されるということでした。

そのため、MicrosoftのOneNoteへ移行しようかと考えておりましたが、移項する前に制限されてしまいました(笑)

そこで気づいた無料版のEvernoteを3台以上の端末で利用する方法をご紹介します。

端末制限されるのはアプリがその端末情報を取得しているから

Evernoteを利用しようとした際に、Evernoteを2台より多い端末でご利用です という旨のお知らせとともに、どの端末で利用するのか2台分を選択するよう促されます。

エラー画面

その際、過去に利用した携帯端末なども選択欄に表示されており、端末情報をEvernoteが取得しているために、「○台目の端末である」と認識しています。

3台以上で利用するためにはどうすればよいか

上記の通り、簡単に言うと端末情報の取得が出来ないようにすることができれば可能です。

では、どのようにすればよいのかというと、アプリでは端末の情報を取得されてしまうため、アプリではなくブラウザからログインするという方法です。

ブラウザの場合には、ブラウザにCookieと言われる情報が取得されますが、端末固有の情報は記録されません。

あくまでも、サイトにアクセスした際に取得できる情報を保持しておく場所であるために、端末の情報にはアクセスしないのが基本です。
※Evernoteが提供しているブラウザが存在していて、そのブラウザからアクセスした場合には端末情報も取得される可能性はありそうですね。

というわけで、自身のPCとスマホでアプリを利用しているため既に2台を利用している状況ですが、その上でブラウザからEvernoteにアクセスしても特に問題無く利用が可能です。

Evernoteブラウザ版

ブラウザでログインしたEvernoteの利便性

デスクトップでもアプリを利用することを想定されていると思われるため、アプリよりも動きが遅いです。

また、アプリ上ではノートをドラッグ&ドロップすることで、別のノートブックに移動させたり、ゴミ箱へ移動させたり出来ます。
右クリックでもゴミ箱へ移動などを選択して整理することが出来ますが、ブラウザではこれが出来ません。

また、アプリの場合複数のノートを編集する際には、ノート自体をダブルクリックして別ウィンドウにすれば簡単に利用できますが、ブラウザ上ではそれができないため、別タブや別ウィンドウでEvernoteへアクセスし直すというような方法が必要になります。

ある意味ブラウザのタブごとに編集できる方が良い!と言う人もいるかもしれませんので、ここは人によるかと思います。

最後に

Gmailなどで「同時に2台の端末が別の場所からログインしている」という情報は取得出来たりするので、別の場所で2台目が利用されたという情報から制限を行うことは出来なくはないのかなとは思いますが、現時点では特に制限される事はなさそうです。

しかし、利用端末が3台とは言わず、複数台で利用する方にとっては、アプリを利用する端末を頻度の高い2台に絞るというのも難しいかもしれないので、そういう点では、OneNoteへの移行や有料での利用を検討する必要性がありそうです。

 

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