FP2級のSHIN(@nabakari_shin)です。
転職の際に気になるポイントの1つが転職先の給料ですよね。
給与年収の記載方法は様々で、ぱっと見ただけでは実際のもらえる金額がいくらかというのは、ちゃんとわかりません。
人生の中でも大きな選択となる転職。
しっかりと考えて転職先を選ぶためにも、『どのくらい給料がもらえるか』というところをしっかりと確認しましょう。
ということで、年収計算のポイントを 紹介します。
月給制と年俸制
月給制というのは一般的にも多くあるので、どのようなシステムかは周知だと思いますが、年俸制というのはあまり馴染みがない方も多いかもしれません。
年俸制は、年収として金額が決まっていて、それを12回や14回など、いくつかに分割して支払うというのが一般的です。
ボーナスの月に2回分が支払われるように、分割の回数を14回などにしている場合もあります。
そして、大抵の場合は月40時間を超えないと残業代が発生しないというような、見込み残業も含んだ制度の会社が多いようです。
企業側には年俸制にすることで毎月の残業代を算出するコストを削減できるメリットがあります。
見込み残業をチェックする
月給が意外に高いと感じても、残業に関して「○時間含む」と記載が有るケースがあります。
必ずその時間分を残業するわけではないので、あらかじめもらえていると考えれば 得な場合もありますが
金額だけで見てしまうと 現在の収入よりも下がってしまうといった場合もあるので注意が必要です。
残業(時間外労働)の計算方法は、月給÷所定労働時間 で1時間あたりの金額を算出し、割増率1.25倍として算出します。
その金額で現在の年収を計算してみると、今よりも高くなるのか低くなるのかをある程度判断することができます。
基本給と手当、賞与の割合
手当というのはとても厄介で、月給のなかに手当が入っていると「基本給」が低くなります。
世の中にはよくわからない手当てが山ほど乗っかっているような会社もあるみたいです(汗)
僕の以前の職場でも、確定拠出年金の制度が以前からあったにも関わらず、途中から「拠出手当」なる手当がついてました。
それも実際の拠出額より手当分のほうが多いという(^_^;)
手当の何が厄介かと言うと 手当を引いた「基本給」が残業代や賞与にかかってくることです。
賞与も残業代も「基本給に割合をかける」という形で金額を算出しているため
「手当て」を月給に設けることにより、残業代や賞与を減らすことができるという、企業側のメリットがあります
このように表面的な金額だけでは現在の収入よりも上がるのか下がるのかを判断しにくいという点があります。
転職は収入だけが全てじゃない
ここまで年収計算の注意点を説明してきましたが
転職は金額だけでは決められないところが多くあります。
仕事の細かい内容や職場の雰囲気、残業の多さであったり、福利厚生の充実度合いであったり。
しかし、そういったところは、 求人を眺めているだけではわからない場合が多いです。
そのような部分については、その企業に勤めている方に話を聞くというのが一番ではあるんですがなかなか難しい。
そういう点を確認できるという意味で通常の転職サイトを使うよりも転職エージェントを利用したほうが効果的というのがあります。
エージェントの場合は実際にその会社に入った人からの情報を得ることができますし、企業側の担当者とコミュニケーションを取っているので、
企業がどのような取り組み(残業抑制なども含めて)をしているのかという情報を得ることができます。
それだけでなく初めて転職をする場合にどのように進めたら効果的か、一番後悔のない転職ができるかというところを一緒に考えてくれるエージェントさんもいるので、非常に心強いと思います。
まずは、自分の市場価値を確認する意味でも様々なエージェントからオファーがもらえる点で、 ビズリーチ を利用することをおすすめします!
ビズリーチの場合、様々な人材紹介会社のエージェントからオファーを受けることができ、エージェントごとに過去の転職者からの評価を確認することができるため、エージェントの評価やPRコメントをもとに選ぶことができるのが大きな利点です。
エージェント同士で競い合う形になっているので、エージェントもしっかりと結果を出す必要性があるという点も大きく、転職者側がエージェントを比較をしやすいのがポイントです。
その他、求人数が最も多く、めちゃくちゃ求人が紹介されまくる リクルートキャリア などを平行利用して、どのような求人があるかをチェックするのも戦略的に転職活動をする上ではおすすめです。
後悔の残らない転職をしていきましょう(^o^)
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