僕は占いや霊、オーラとかを信じてないんですが、信じている人もいっぱいいて
信じれている人は何を根拠に信じれているのだろう?って興味を持って考えたりします。
引き寄せの法則とかもすこし近い気がしてます。
僕自身がこれまでそういう考えの人(オーラが見える人など)から直接聴いたこともあれば、そういう本を読んだりもした上で、僕は信じていないけれど、信じている人はどういう理由で信じれているのだろう?と考え、導いた仮説があります。
その仮説を持って、またそういう人の考えを聴いたり読んだりしても仮説が覆ることがないので、結局その仮説で説明できるんだろうなという納得感があり、つらつらと書いてみました。
占いを職業にする人と占いを”真に”信じている人
まず、「占い」について考察したい。
占いってわからないことをどうにか予見したいということから始まっているわけで
古代中国で利用されていた亀の甲羅に熱を加えて、ヒビの入り方で占うものなどがありますよね。
これって靴をなげて上下どう落ちて止まるかで天気を占うのと同じ理屈です。
そういったところから占いをもっと細かく定義し、定形的に誰かがしたのがタロット占いとかなのかなと思っています。
人工物のタロットで、且つその方法が一定で占い師の能力に関係なくなる時点で信用できる要素がほぼ無い気がします。
それよりもマシなのは体感統計だと思います。
昔の人が天気などを占ったときは、体感的な統計で「これをやってこの結果が出たときは晴れが多い!相関関係あるのかも!?!?」みたいな理屈で成り立たせてたんじゃないかなと。
晴れ男と言われる人もそうで、本当にその人が天気を操って晴らせてるわけではなく、たまたまその人がいた重要な日に晴れ間がでたりした記憶があるからそう感じるってことだと思うんですよね。
周囲の晴れ男・晴れ女と自称している人って考え方が前向きな人が多いと思いませんか?(そんな自分も自称してますがw)
結局、旅行とか特別なことがあったときに晴れたことに対して凄くラッキー!って感じるから覚えてるんですよね。
逆に曇りだったりしても雨振らなかっただけ良かった!雨が降ってても車移動だったし良かった!とか前向きな解釈をしていて、天気が晴れてないときにも特段悪い印象を持たず記憶に残ってないってだけだったり。
そういう”思い込み”から来てるなと。
僕のように晴れ男と自称している人で「自分の思い込みなんだろうけどねー」と冷静に考えてる人はそんなにいないかもしれないですが、自分にとって重要な時は晴れる”気がする”というのは事実なんですw
占い師って、個人的には一番うさんくさいと思っているんですが
2パターンに分かれると思ってます。
パターン1は占い術の統計を勉強してそれに従って占っている人
パターン2はプロファイリングと会話術で占っている人
1パターン目の方は、以前細木数子さんで一斉を風靡した占星術がありましたけど、細木数子さん自身が「これは統計学」と言ってました。
つまり、その統計を信じて学んで、その統計を元にアドバイスすることを仕事にしている人ということですよね。
ただ、「統計データ」って研究対象の数が統計と言えるレベルかどうか等も含めて行われている現在に
どのような対象者をどの範囲で何人対象にしたかも明確にはわからない統計なので、それって晴れ男理論と変わらないのではないかと考えてしまいます。
2パターン目の方は、相手をプロファイリングし、相手の好きなものや状況等を当てることでスピリチュアルな能力があるように見せる。
そして何が起きても当てはまるような事をさも未来を透視するかのように説明して、結果それが本当になったと感じさせるという手法の占い師。
脳科学でRASと呼ばれる脳の機能として、自分にとって重要・関心のある情報を無意識にキャッチする役割があります。
なので「赤いものに気をつけて」というと、無意識に赤いものを気にするようになるため、例えば良くないことが起きたときに赤を無意識に認識して、結果赤いものと結びつけて占いが当たったと感じてしまう。
そういった、人間の機能をうまく利用して話術で信じ込ませている占い師。ペテン師ともいうのかな?笑
僕が今回話したいことは、この中のパターン1の方で、統計がどんな根拠があって信頼できるものなのか?というところをすっとばして盲信することで、自信満々にその統計を使って占えているということ。
この「盲信」スキルが人間にはあるため、このパターンの占い師が自信を持って仕事ができるのだろうなって思います。
霊やオーラが見える人も同じ盲信スキルを持っている
私が以前知り合った方でオーラが見えるという人がいました。
占い師をされている方なんですが占い師として知り合ったわけではなく、普通に友人として接していてすごく人柄も良い人です。
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