2016/06/29にEvernoteの無料版であるベーシックの仕様が悪い方向へ変更されました。
利用端末を2台に制限
Evernoteの大きな魅力の一つといえば、アイデアを主に文章として保存しておき、スマホやPC等、どの端末でも確認したり編集したりすることができるところといえるでしょう。
PCのブラウザで行きたいお店を見つけたら、そのページをEvernoteへ丸々メモしておき、実際に訪れる際にはスマホからEvernoteを確認するという具合ですね。
私もEvernoteユーザーで、ライフログやブログの下書き、ちょっとしたメモから考えたことを整理する等、幅広く利用しております。
また、自宅PCやSurface、スマホ、タブレット、会社のPC等、色々なところからEvernoteを閲覧しています。
しかし、今回の仕様の変更で、無料プランのベーシック版で利用できる端末数が制限されました。それもたったの2台!
これは個人的に壊滅的な仕様変更です・・・
私の場合、写真等はEvernoteに保存せず、名刺などの管理も必要ではないことから、容量などもそこまで必要が無いので、料金プランを利用する必要がありませんでした。
しかし、利用端末数が2台のみとなると話は別です。
さすがに自宅PC、Surfaceとスマホの3台すらも使えないとなると、非常に困るところです。
従来の料金よりも割高に
今までのEvernoteは プラスプランの場合月額240円、年間2000円でしたが、今回の改定で月額360円、月額3100円と約3割増しの料金に改定されています。
利用端末を2台に制限することで、仕方なくプラスプランを契約する人を増やそうという目論見なんでしょうかね?
その上で、料金も上げて収益を上げようとしているのか?それとも、無料のユーザーでサーバーが圧迫されてしまい、結果的に料金を支払っているユーザーのユーザビリティが下がるのを懸念した対策?という風にも考えることもできそうですが、とりあえず私としては、今まで無料であった出費が必要になってしまうという状況ですね。
出来れば、台数制限以外の必要性があまりないので、料金プランへの変更は避けたいところです。
私としては広告なんかもちょろっと表示してくれていいので、無料がいいんですけどねw
とりあえず、Evernoteに代わるような無料のサービスを見つける必要がありそうです。
Evernoteに代わるものはOneNote?
無料で使えて、最低でも3台以上の端末で閲覧、編集できるメモツール。
それでいて、ブラウザで閲覧したページなどをクリップすることができる・・・と考えて出てくるのがMicrosoftのOneNoteです。
調べてみたら、なんとEvernoteからの移行ツールがMicrosoftから公式に発表されていますw
「OneNote Importer」という移行ツールです。
OneNote と Evernote の違いという比較表まで出てますねw
OneNoteは全くと言っていいほど利用したことがないため、使い勝手などについては全くわからないのですが、調べてみると以前から良く対比されているようです。
利用目的がEvernoteと異なるといわれており、Evernoteと同様の目的で利用するには不便という評価が多めでしたが
最近になって、無料化、Webクリップ機能の強化がなされており、またAPIの公開がされたことからEvernoteと同様関連アプリなどもどんどん作成されていく可能性が高いとのことで、結構期待出来そうです。
Officeで書類系に強いMicrosoftだけに、OneNoteにも力を入れてくれば便利なツールになりそうではあります。
最後に
ブログの記事でもEvernoteへ下書きを行い、WordPressへ投稿する流れを紹介しておりましたが、今後はOneNoteを利用した方法へと変更していこうかなと考えています。
利用する上で、OneNoteでは不便で料金を払ってでもEvernoteを利用したいと思うようになるかもしれませんが、力を入れだしたOneNoteを使ってみる良いきっかけかもしれません。
今後はOneNoteの利用法なども紹介していけたらと思います。
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