WordPressはHTMLを利用しているため、HTMLをほとんど知らない人の場合にはビジュアルエディタで作成することになるかと思います。
そんな私も、その一人です。
しかし、ビジュアルエディタで書いて、途中の内容を一時保存して書くことは結構面倒だなと感じます。
そこで、普段使い慣れているEvernoteに下書きを作成し、その文章をWordPressのビジュアルエディタへ貼り付け、見出しに当たるH2等は、貼り付けた後に追加して体裁を整えようと考えたのですが、いざビジュアルエディタへ貼り付けてみるとHTMLが大変なことになってしまいました・・・
そこで、色々調べ行き着いた、HTMLを殆ど知らない、使い慣れていない人でも簡単に投稿するための方法をご紹介します!
マークダウン方式というHTMLを簡単に書く方法を利用する
マークダウン方式と言われるHTMLのタグ付きの文章を簡単に書くための方法があります。
HTML初心者の私としては、HTMLで一番面倒くさいなと思うのが、 「<a>文章</a>」というように、タグで文章を挟まなくてはならない点で、同じようなタグを都度文章の後ろにも記載しなくてはならないのが煩わしいと感じました。
タグを辞書登録して「a」と打つと「<a></a>」と打てるようにしている方もいましたが、HTML初心者としてはそもそも「こういうときはどのタグを使うのか?」ということをまだ覚えられていない状況のため、辞書登録を行っても使い慣れないとちょっと面倒くさそうだと感じていました。
しかし、このマークダウン方式という記載方法を利用してみたところ、めちゃくちゃ簡単でした。
H1~H6という見出しは「#」の数だけで良い。
大見出し、小見出しのような形で使われる「H2」等は「##」と記述するのみ。
↑の『H1~H6という見出しは「#」の数だけで良い。』という文章は『##H1~H6という見出しは「#」の数だけで良い。』と書いているだけ。
段落は改行で空行をいれるだけ、強制改行はスペース2つ挿入するだけ
段落を変える場合や、改行についても簡単に行うことが出来ます。
段落を作りたい場合には、空の行を作成するようにすれば良いだけです。
また、改行は元々Webの閲覧環境により異なることが前提であることから、通常の改行は反映されませんが、最後にスペースを2回入れることで、強制的に改行できます。
その他文章作成によく使うようなものは記号を挿入するだけ
引用する場合は「>”文章”」など、記号も普段引用として使っている「>」と「””」など、覚えやすい記号なので、簡単に定着しました。
Wikipediaにも載っていましたので、参考にしてみてください!
マークダウン方式の文章をWordPressへ反映させるアプリ「Scribe Fire」を利用する
いくらマークダウン方式を覚えても、WordPressのテキストエディタへそのまま記載したり、貼り付けたりしても対応していないため、そのままの表示になってしまいますし、ビジュアルエディタ上に貼り付ければ、またHTMLが崩れてしまいます。
そこで、ブログエディターのScribe Fireを利用します。
簡単に説明すると、WordPressと連携することができ、マークダウン方式で作成した文章をWordPress上へHTMLとして反映させてくれるブラウザ拡張アプリケーションです。
▼IE、Google Chrome、Firefox等のブラウザに有りますが、私はChrome版を利用しています。
Evernoteで作成した文章でも問題なく貼り付けを行うことが出来ます。
また、このエディターの良い点は、ブラウザのタブ上で起動ができ、非常に軽いことです。
WordPressのエディタは利用していると少し重いと感じることが有りますが、このScribe Fireはそういったこともありません!
(といっても、あらかじめ書いておいた下書きを投稿するために利用しているのであまり関係無いかもしれませんが(笑))
Scribe Fireで利用できる機能は色々とありますが、とりあえずは自分のブログと連携して、マークダウン方式の記事を投稿できるアプリケーションとして利用していただければ良いと思います。
他の機能は自身で利用して確かめてみてください!
最後に
Evernoteを利用した場合として記載しましたが、メモ帳などどんなテキストエディタを利用しても書けるのがマークダウン方式の利点であると思います。
また、Evernoteを利用している理由は、どの端末からでも確認したり、書いたりできる点から、ToDoやメモ、Lifelog、目標設定などでも利用しているためです。
記事など情報が溜まってくると「関連するノート」が表示され、溜まった情報からプラスできるような情報を見つけることができるというのも利点だと思います。
※Scribe Fireの導入・利用手順は以下の記事で紹介しています!
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